医院案内

【当院の特徴】

当クリニックは専門医の少ない地域でのリウマチ診療の向上、発展のため微力ながら邁進してまいりたいと切に願っております。患者様のみならず、医師や看護師、薬剤師にもリウマチ膠原病診療について新しい情報を提供して理解を深めるための活動を開業以来16年間続けています。リウマチ膠原病診療に携わる医師同士の研究会、連携会を定期的に開催する活動を通じて、当方だけではなく地域の医院(内科・整形外科)、市中病院、大学病院が手を携え、どの患者様も適切な時期に適切な医療機関でご自身に必要な治療、フォローアップを受けられる体制づくりに力を注いでいます。

1. 患者様との対話を重視した診療で、疾患や治療に対する丁寧な説明と細やかな対応を心がけており、予約制をとっております。
2. リウマチ診療における大学病院とリウマチクリニックの病診連携、分業の必要性を重視しており慶應義塾大学病院、東海大学附属病院等と連携をとっています。また市内外の病院の整形外科、内科のみならず、転居に際して全国区の医療機関から患者様のご紹介を頂いております。
3. リウマチ診療において早期診断を行い、適した時期に、状態に応じた治療を開始していけるかどうかが、リウマチに罹られた患者様のその後の人生を大きく左右するものだと考えます。
4. 関節リウマチは早期診断、早期治療開始をモットーに骨、軟骨破壊の進行を阻止すべく、メトトレキサートを中心とした抗リウマチ薬の投与を行っています。また市販されている全ての生物学的製剤(レミケード、エンブレル、アクテムラ、ヒュミラ、オレンシア、シンポニー、シムジア、ケブザラ、ナノゾラ)、価格が抑えられたバイオシミラー製剤を導入しております。
5. CT、MRI検査などの精査が必要な場合においては患者様のお住まいに応じて近隣の総合病院で検査を施行、結果を当方で確認するシステムがあります。関節エコー検査は当院にて施行しております。また感染症合併時などの緊急入院先として市中病院と連携し迅速な対応を行っています。
6. リウマチ診療で重要な患者教育、啓蒙活動として茅ヶ崎市内、市外でリウマチ教室、講演会を行っています。詳しくはこちら→【患者様・一般の皆様対象のリウマチ教室・市民公開講座の開催】

• 2007年の開業以来、年に2回、患者様やご家族向けのリウマチ教室、市民公開講座を開催しています(参加費無料)。
• 一般の皆様、薬剤師さん、看護師さん、理学療法士さんにもご参加いただいております。
• 今年度の開催については決定次第ホームページやLINEのお知らせに掲載します。

生物学的製剤の中には、患者様又はご家族がご自宅で自己注射できる薬剤もあります。
当院では、看護師の丁寧な指導によりご高齢の方や最初は注射に抵抗のあった患者様もご不自由なく自己注射を覚えられています。

患者様の生活が明るく活動的なものとなるよう、将来を見据えて関節の損傷を防いでいこう、そのために“臨床的寛解”を治療の目標(ターゲット)として、医師と患者が二人三脚で治療を続けていくこと、これが現代のリウマチ治療であるT2T(目標達成に向けた治療)の考え方であり、当方ではT2Tを実践しています。

患者様の「病院通い」というストレスをなるべく軽減するべく、リビングルームのような待合室となっています。
待合室から眺められる緑が少しでも患者様の心の癒しとなれば幸いです。

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